ネフローゼ症候群とは、腎臓病の一種です。ネフローゼ症候群とは、尿の中に大量にタンパク質が出てきてしまう病気です。その結果、血液中のタンパク質が少なくなってしまうので、むくみを起こしてしまいます。ネフローゼ症候群の場合は、むくみが強く現れるのが特徴です。そして、そのほとんどが高脂血症を伴います。特に6歳未満の小児に多く、女子より男子が多いです。むくみの症状に気がついたら、すぐに病院に行って検査してもらうようにしましょう。むくみは顔や手足に顕著に現れます。全身浮腫が強くなると、腹水や胸水も見られるようになります。尿が出にくくなる場合もありますし、腎機能障害を認めることもあります。この病気は、様々な原因で起こりえます。原因によって、一次性ネフローゼ症候群(原発性糸球体疾患に起因するもの)と二次性ネフローゼ症候群(続発性糸球体疾患に起因するもの)に分けられます。治療は、基本的に入院して安静にします。薬物療法を行いますが、病気の種類や重症度によって選択されます。一次性ネフローゼ症候群の場合は、ステロイドの投与が行われることが多いです。また、その他にも、食事療法を行い、水分と塩分の摂取を制限します。むくみに関しては、抗利尿剤を用います。血圧が高い場合には、降圧剤を併せて使います。ネフローゼ症候群は、血栓症を起こしやすい状況にありますので、抗血小板薬などの製剤も用いることがありますー